お正月も終わってすっかり日常生活に戻ってしまいました。
そんな訳で今日は、仙台に帰郷中にぶらりと行ってきた
塩竃(しおがま)市のスナップなど。
塩竃市は海に面した港湾町で、かつては漁業、造船業で賑わったのですが、今では隣り合う
多賀城市と七ヶ浜町と同様に、仙台市のベットタウンとなっています。
しかし、港湾町である関係で、フォトジェニックな場所が沢山あります。
また、日本を代表する写真家の
平間至氏のご実家である平間写真館が在ることでも
有名です。
ところで取って付けたようなオタク的話題ですが、
「かんなぎ」のアニメ版は、舞台設定に
作者の地元である、この塩竃市を含む仙塩地区の各地が参考にされたようですね。
では話を戻して全国的にも有名な
鹽竈(しおがま)神社から行きましょうか。

鹽竈神社は塩竃市の名前の由来にもなった由緒正しい神社で、毎年の初詣参拝客数一位の
座を県内の竹駒神社と争う事でもよく知られています。
写真でお分かりの通り、正面の参道はきつく長い階段となっています。壮健な若者でも
登り切る頃には軽く息が切れてるかな?という感じ。
私が参拝したのは元旦の翌日でしたが、それでもまだ人出が多く、ご覧のような混雑ぶり
でした。

塩竃様も、「普段からこの一割でも信心深ければ、もっと福を授けてやれるのに」と苦笑い
していたかもしれません。
そして神社から塩釜港を一望します。真ん中のマンションが素晴らしい景観の真ん中に
あって実に残念。

では鹽竈神社を失礼して、今度は東参道から船着き場に向かいましょう。東参道は緩やかな
階段でお年寄りでも比較的楽に参拝できる参道です。
この東参道沿いには、何件か民家があるのですが、不思議な風格のあるお宅を見つけたので
一枚記念写真。

東参道を抜け、塩釜市街地のメーンストリートに出ます。私が散歩した日には
ラエリアンの皆さんが気勢を上げていらっしゃいました。
まぁそれはそれとして、この通りには
丹六園という有名なお店があります。

ご覧の通り、小さいながらもどっしりと落ち着いた店構えの老舗です。
このお店、ぱっと見た目には骨董屋さんか、茶器屋さんに見えるのですが、(詳細は
存じませんが、そういう商売もしてらっしゃるようです)銘菓
志ほがま(しおがま) で
有名なお店です。
この志ほがま、材料や製法は落雁に近いと思うのですが、味は別次元。
代行販売しているサイトもあるので、甘い物が好きな向きは、要チェックですよ。
と、言いつつ、今回は家へのお土産には、丹六園のもう一つの銘菓である、長寿楽を
買い求めました。(おいおい)

こちらは志ほがまの製法をベースに、胡桃と黒砂糖で風味により強い輪郭を与えた様な
お菓子となってます。帰宅後に写真を撮ろうとしたら直ぐに家族に食べられていました(笑)。
よってせめて美味しそうな断面の写真だけでも。

さて、丹六園で買い物を済ませて、観光船の船着き場である
マリンゲート塩竃に向かいます。
神戸や横浜にある同種の施設に比べればかなり小規模な建築物ですが、なかなかどうして
きれいな建物です。

私が仙台で本格的にコスプレカメコを初めて間もない頃に、イベントで知り合った
レイヤーさんにお願いして、初めて屋外撮影させて頂いた思い出の場所でもあります。
この建物、1階から3階まで緩やかな階段があり、アングルによっては外国の建物のようです。

展望台に向かう階段も切り取りようによっては、エーゲ海の町並み(?)

が、中は道の駅の様にファンキーなおみやげ屋さんが沢山並んでいます。
このアンバランスさが、実に塩竃らしいというか、妙な味わいを醸し出していて好きなん
ですよ。
続いて、マリンゲート塩竃をあとにして、直ぐ近くの工業地区に行ってみましょう。

この辺は最近たまに耳にする「工場萌え」に興味のある人なら楽しい地区です。

タンクや大きなコンクリート建造物を横目に歩みを進めると、謎の土砂山が!

よくよく近づいてみると、全て牡蠣の殻なんですね。宮城県の名物の一つに、松島の牡蠣
がありますが、どうもこの近くに殻剥きをする工場があるようです。

この殻に牡蠣の身が詰まっていたかと思うと、なんか妙な気分です。
牡蠣殻山(たったいま命名)の道に沿って進むと、セメント工場が見えてきます。

円筒形の建造物の後ろに見える山の様な物は、元は丘だった地形の一部です。この地形の
向こう側に下のようなタンク群があるのですが、岩と土のかたまりが万が一の時の巨大な
防火壁になるように、こんな事をしてるのかなと想像したりします。

ざっと塩竃市の、観光マップでは紹介されない所もスナップしてみました。
人気のないお正月の港湾地区の楽しさを発見した一日でもありました。
また夏に帰郷したら行ってみたいなぁなどど思っています。